対症療法ではなく再発を防ぐ「原因療法」
「他の医院で治療してもらった歯が、また痛くなってしまった……」。
患者さんのお話を聞いているとよく耳にする言葉です。
これを聞く度になんとも胸が痛くなります。
痛くなるということは、痛くなる「原因」が残っているということです。
多くの場合、その原因は「生活習慣」と「虫歯菌・歯周病菌」です。
当院ではこの2つに焦点を当て、可能な限り再発を防ぐ歯科治療を行っています。
まず最初に「虫歯菌・歯周病菌」についてお話しします。
虫歯や歯周病のそもそもの原因は「細菌感染」です。
そのため細菌を除去しなければ根本的には改善しません。
一般的に行われている治療はこの「菌」に焦点を当てた治療はしているのですが、表面的な部分のみです。
よく歯垢・歯石が虫歯・歯周病の原因として挙げられますが、これらを除去したとしても「目に見えない菌」はまだ残っています。
では、口の中の細菌を全て除去すれば良いのかというと、それも正解ではありません。
お口の中には「身体に必要な菌」も存在しているからです。
必要な菌まで除去してしまうと、口腔内のバランスが崩れてしまうため、悪い菌だけにアプローチする必要があります。
それが当院で行っている「原因療法」という治療です。
科学的にお口の細菌を分析し、アプローチすることで、治療後に痛みが再発するのを防ぎます。
カウンセラーによる「個室」でのヒアリング
お口の問題はとてもデリケートです。
人には話しづらい、聞かれたくない悩みを抱えている方もたくさんいらっしゃいます。
そのため当院では「個室」の診療室をご用意しています。
他の患者さんの目を気にすることなく、治療に専念していただけます。
また、当院では患者さんのお気持ちを第一に考えておりますので、治療の強要はいたしません。
もし説明の際、治療内容にご納得いただけない場合は遠慮なくおっしゃってください。
精密機器活用の「歯科医療」の実践
当院では治療精度を高めるため、様々な精密機器を取り揃えています。
機器の特徴に関しては
院内ツアーでご紹介しておりますので、ご参照ください。
最良の治療を提供するためには「人の技術」は不可欠ですが、人の力には「限界」があります。
その限界を超えさせてくれるのが精密機器の存在です。
精密機器を利用することで「
隠れた病気の発見」「
痛みの少ない治療」「
再発リスクの軽減」など、様々なことが可能になります。
もちろん機器の力を過信するわけではありません。
最終的に治療結果を左右するのは人の技術です。
人の技術と機器が融合し、上手く組み合わさることで、初めて患者さんに「良い治療」を提供できるようになります。
お口全体を考慮した「総合歯科治療」の実践
当院では「総合歯科治療」を行っております。
総合歯科治療とは、虫歯治療なら虫歯治療だけという単一の治療を行うのではなく、インプラント治療や歯列矯正、審美セラミック治療などを複合的に行う歯科治療のことです。
患者さんからすると、「複合的な処置をする意味」が分からないと思います。
実は、皆さんが思われているよりお口の中は非常に繊細なバランスで成り立っています。
例えば、虫歯治療する場合、問題のある箇所のみを治療するのではなく、お口全体のバランス (噛み合わせ・歯周病など) を考えながら治療をすることが大切なのです。
そうしないと、ケースによっては、噛み合わせの不調和から、頭痛・肩こりが生じることもありますし、治療した部位が再発してしまうこともあります。
当院のコンセプトは「その場限りの治療をして、中期的に再発してしまう治療」ではなく、「悪くなってしまった原因にアプローチし、一度治療した部位を再発させないこと」です。
このコンセプトに共感していただける方、ぜひお問い合わせください。
初診「個別」相談へのご案内
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんな事でも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。ご興味がある方は下記からお問い合わせください。