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だらだら食べるのは良くない?   〜お口豆知識

2021年11月18日

宇都宮市からこんにちは、ホワイトエッセンス宇都宮ゴリデンタルクリニックのはまです。

立冬を迎え、街にはクリスマスの飾りが目立つようになりました。

朝晩は冷え込んで冬が来たという感じですね。

 

さて、本日のお口豆知識は「不規則な食生活と虫歯の関係」です。
実は食べ方次第でむし歯にもなりやすいというお話です。

 

「ダラダラ食べ」や「間食」はダイエットの大敵。
でもそれだけではありません。不規則な食生活が続くと、むし歯にもなりやすいと言われています。
どういうことなんでしょうね?

 

食事をすると、食べ物に含まれる糖質により、わずか3分ほどでむし歯菌が歯の表面を解かし始めます。
これを「脱灰(だっかい)」といいます。
しかし、しばらくすると、今度は唾液の作用により溶けた表面が再び修復されていきます。
これを「再石灰化」といいます。
脱灰と再石灰.png
歯の表面はこのように「脱灰」と「再石灰化」を繰り返しています。
つまり、これは、むし歯になたり、治ったりを繰り返している状態です。
しかし、「脱灰」が進みすぎると、唾液の力では修復できなくなり、やがて歯の内部まで溶け出します。
こうなると歯科医院での治療が必要になってしまいます。

 

このように、お口の中では「脱灰」と「再石灰化」が繰り返されています。
しかし、ダラダラ食べていたり、間食などが多いと「脱灰」ばかり進むようになり、治療が必要な「むし歯」になりやすいのです。
ダラダラ食べ.png
むし歯になりにくい食生活のポイント
そこで、日常生活でむし歯を防ぐには次の3つが非常に有効です。
①ダラダラ食べ、間食をやめる
「脱灰」の時間を少なくする
②食後にしっかり歯を磨いて「糖質」「むし歯菌」を洗い流す
「脱灰」の原因を排除する
③「キシリトール」「リカルデント」などを摂取する
「再石灰化」を強化する作用がある

 

とここまでお話ししてきようにダラダラ食べや間食は歯にとってあまりよくないものなんですね。
規則正しい食生活が歯を健康に保つことにもつながっているんですね。

フッ素  〜お口豆知識

2021年10月28日

宇都宮市からこんにちは、ホワイトエッセンス宇都宮ゴリデンタルクリニックのはまです。

朝晩は冷え込むようになってそろそろ冬支度が必要になってきます。

先日から夜寒かったので我が家でも布団に毛布を使うようになりました。

体調管理も気にしていきましょうね。

 

さて、今日はフッ素についてのお話です。

フッ素は、歯そのものを丈夫にしてくれるのと同時に、むし歯菌の力をも弱めてくれるむし歯予防に欠かせないものです。

 

「歯の再生力があがる!」

実は、歯は食事のたびに溶けたり(脱灰)、再生したり(再石灰化)を繰り返しています。

脱灰ばかりが起こるようになると、やがて再生できなくなり、むし歯になります。フッ素はこの再生(再石灰化)を促進させる効果があります。

 

「歯が丈夫になる!」

歯は表面が結晶になっています。しかし、通常の歯の表面はとても弱い結晶で、むし歯菌が作り出す酸によって溶かされ、むし歯となります。そこでフッ素を使い、結晶の力を強くします。特に乳幼児や小さなお子さんは、まだ歯が丈夫でないため、フッ素による歯質強化を強くお勧めします。

 

フッ素は確かにむし歯になりにくい状態をつくりますが、それによって、完全にむし歯が予防できるものではありません。

あくまでもむし歯予防の基本は毎日の歯みがき。このブラッシングとともにフッ素を併用することではじめて、高い予防効果を発揮します。

もちろん、一度むし歯になってしまったら、フッ素を使ってもそれだけでむし歯が治るものではありません。

 

「フッ素の効果を高めるために」

・フッ素を塗る前に、きちんとプラークを落とす(プラークコントロール)

・定期的に、隅々までフッ素を塗る

・フッ素を塗ったら、30分くらいは飲食しない

 

フッ素は効果の高いものですが過信せずに毎日の歯みがきしっかり行っていきたいですね。

 

妊娠中・授乳中のお母様へ  〜お口豆知識

2021年10月20日

宇都宮市からこんにちは、ホワイトエッセンス宇都宮ゴリデンタルクリニックのはまです。

 

秋本番です。スーパーでも各地の新米が並んでいたり、山海の幸が彩豊かに並んでいます。

やはり食欲の秋でしょうか。天高く馬肥ゆる、と申します。

美味しいものを美味しく食べていただくためにもお口のケアしっかりしていきたいですね。

 

さて、本日は妊娠中のお母様、授乳中のお母様に読んでいただきたいものです。

妊娠中のお口の中、心配になることもあるかもしれませんね。

妊娠すると、ホルモンバランスの変化や免疫力の低下、つわりの影響などで歯周病・むし歯のリスクが高まると言われています。

特に歯周病は早産や低出生体重児出産を引き起こすリスクを高めてしまいます。妊婦さんの体調などを考慮した上で、月に1回程度のペースで歯周病治療に通っていただく方が多いです。

 

赤ちゃんの歯はお腹にいる時から作られ始めています。

乳歯は妊娠3ヶ月ごろから作られ始めています。バランスの良い食事を心がけることが大切ですね。

 

歯科治療が必要になりどうしたらいいのかと心配になることもあろうかと思います。

妊娠中でも安定期であれば外科処置以外の全ての治療が可能です。クリーニングも体に負担がかからない程度であれば大丈夫です。

麻酔も局所麻酔でごく少量を使用するので赤ちゃんへの影響はほとんどないとされています。歯科の場合はお腹から離れている上に、防護エプロンの使用により被曝量を抑えます。とは言っても当院では妊娠中のレントゲン撮影は極力控えるように心がけています。

 

虫歯菌はお母さんから伝播します。生まれてきた赤ちゃんのお口は最初は無菌状態です。

できるだけ、お母さんのお口のなかは清潔な状態で赤ちゃんに接してあげてください。

むし歯や歯周病の多いご家族のお子さんはむし歯や歯周病の発症率が高い傾向にあります。周りの方のお口の中のケアを大切ですね。

マイナス1歳からのむし歯予防などと言われることもあります。

 

むし歯は1歳後半の時期に集中的に感染しやすく、お口の中の最近バランスも3歳くらいまでに決まると言われています。この時期の予防が、学童期のお口に大きな影響を与えると言えます。

幼少期から歯医者さん通いが習慣になっていることが予防にとっては大事です。小さい頃から習慣にさせるようにしていきましょう。

 

妊娠中や授乳中のお口の中のことで不安なことや心配はことはお気軽に質問してみてください。

お母様とお子様のお口の中からの健康、全面的にサポートさせていただきます。

歯周病のサイン気づいていますか?  〜お口豆知識

2021年10月14日

宇都宮市からこんにちは、ホワイトエッセンス宇都宮ゴリデンタルクリニックのはまです。

朝晩は冷え込みが感じられるようになって秋も深まってきました。季節は寒露、七十二候では「菊花開(きくのはなひらく)」。旧暦の九月九日は重陽の節句(または菊の節句)だそうで今年はちょうど今日がその日に当たります。

秋晴れの中菊の花を楽しむのもいいかもしれません。

 

さて、今日は歯周病についてです。

目立つ症状がないまま進行してしまうのが歯周病です。

唯一とも言える歯周病のサインは、歯ぐきからの「出血」と言われています。

出血は、歯ブラシで傷ができたわけではなく、歯ぐきの組織が歯周病菌と戦い、体を守ろうとした結果によるものです。

そして、「出血」を放置していると、歯周病が進行し、歯を支える骨が溶かされてしまいます。

 

では、歯周病になってしまったらどうすればいいのでしょうか?その答えは、とにかく「お口の中の歯周病菌を減らすこと」です。

実は、みなさんのお口には、歯周病菌が大量に生息している場所があります。

それが「歯石」です。

歯科医院で歯石取りをしているのは、「汚れ」だからではなく、歯周病の治療や予防のため。そして、この「歯石」は歯科医院でしか取ることができないのです。

 

しかし、歯石を取るだけでは根本的な問題が解決できていません。

なぜなら「歯周病菌」は放っておくとすぐに何十億、何百億と繁殖してしまうからです。

そこで重要なのが「常に細菌を増やさないようにすること」。そうです、みなさんの「毎日の正しいケア」です。歯周病は歯科医院と皆さんが協力して二人三脚のように治療をしていきます。

 

歯周病は歯を失う原因のナンバーワンと言われています。

しかし、症状が進むまで気づきにくく「沈黙の病」とも言われています。もし歯ぐきからの出血があるようなら、それは歯周病のサインかもしれません。早めに歯科でチェックしてもらえるといいですね。

また、歯科では正しい歯みがき指導も行っています。正しくみがいてセルフケアがんばっていきましょう。

喫煙習慣と歯周病  〜お口豆知識

2021年10月7日

宇都宮市からこんにちは、ホワイトエッセンス宇都宮ゴリデンタルクリニックのはまです。

各地で稲刈りが行われてもうそろそろ新米も出回ってきているでしょうか。実りの秋を実感しますね。

日本人に生まれて良かったと思う頃でもあります。

 

さて、今日は喫煙と歯周病についてのお話です。

 

肺がんをはじめ、あらゆる病気の原因になるとも言われている「喫煙」。実は歯周病などのお口の病気にも深い関係があるようです。

歯周病は自覚症状があまりに少ないことから、別名を「沈黙の病」ともいわれています。多くの方が自覚せずに歯周病を患い、大切な歯を失っています。しかし、まったく症状がないかというと、そうではありません。

 

歯周病には、そうだと気づかせてくれるとてもわかりやすい症状があります。それは「出血」です。単なる出血だ、と軽く流してしまう方も多いですが、出血は歯ぐきが歯周病菌におかされ、炎症をおこしている証拠。それはまた、歯を支える骨を溶かしはじめているかもしれない重要なサインなのです。このサインに気づいて早く歯科に行けば、多くの歯を守ることができます。しかし、サインに気づくことなく過ごし、結果として手遅れの状態で病院にやってきて、何本も歯を失うという方もいます。

 

年をとるにつれどんどん歯が抜けていき、75歳以上ではその数はゆうに10本を超えますが、実はその理由の大半は歯周病なのです。歯周病とは歯を支える骨を溶かし、いずれ歯が抜けてしまうとても怖い病気です。「出血」くらいしか目立った自覚症状がなく、骨が溶け始めても気づかない方がたくさんいます。これが多くの歯を失うことの原因のひとつです。

 

さらには、喫煙などさまざまな要因によって、ただでさえ少ないサインに気づきにくくなることもあります。

歯を失えば、食べられないものがどんどん増え、つまらない食生活=質の低い人生になってしまうともいえます。

さらに喫煙は、味覚が鈍くなって食べ物がおいしくなくなったり、口臭や歯ぐきの色が悪くなるほか、口腔がんのリスクまでも高くなります。豊かな人生を送るためにもいますぐ禁煙を考えてみてはいかがでしょうか。

インプラントとブリッジについて  〜お口豆知識

2021年9月30日

宇都宮市からこんにちは、ホワイトエッセンス宇都宮ゴリデンタルクリニックのはまです。

 

長いこと苦しめられてきたコロナウイルスも変異と感染拡大を繰り返しながらもようやく落ち着きが見えてきそうです。

日本の新しいリーダーには新しい生活様式の中での安心できる生活づくりを引っ張っていって欲しいと思います。

 

 

さて、本日はインプラントについてです。何らかの原因で歯を失ってしまった場合には、インプラントかブリッジをかけるか入れ歯を入れるかの3つの治療法が選択肢としてあげられます。

インプラントとブリッジについて違いをみていきましょう。

 

大きな違いとしてはインプラントは「健康な歯を削らない」ことがあります。

ブリッジは、歯を失った際に、健康な歯を土台にして橋渡しして補う方法ですが、その際、土台となる歯を削る必要があります。

インプラントは骨に人工歯根を埋め込むため土台となる歯は必要としません。周囲の健康な歯も削ってしまうことはありません。

 

もう一つの違いとしては、「周りの歯に負担がかからない」ということが挙げられます。

ブリッジは土台となる歯が2本で3本分をカバーするのですから大きな負担がかかります。場合によっては折れてしまうこともリスクとなります。(お口の中の状態によっては2本で4本分を支えたり3本で4本を支えたりすることもあります)

さらに、ブリッジの土台の周辺にはプラーク(歯垢)がたまりやすく、むし歯や歯周病の原因となりやすいとも言われています。

そのため、約半数のブリッジが10年以内に壊れて使えなくなってしまうデータもあります。

その点、土台の必要としないインプラントなら、周りの歯に負担をかけにくいため心配も最小限に抑えられます。

第2の永久歯とも言われるインプラントは耐久性においても優れた性質をもっています。

 

インプラント治療での注意すべきことを挙げると、

1.インプラントには手術が必要です。

2.治療にはある程度の期間がかかります。

3.お口の状態によっては不可能な場合があります。

4.インプラント治療には健康保険が適用されません。(自費扱いとなります)

5.インプラント治療の治療費は医療費控除の対象になります。(詳しくは税理士さんや会計士さんにお問い合わせください)

といったことがあります。

 

費用や詳しい治療内容などはお気軽にお声をお掛けください。詳しくお話しさせていただきます。

ブリッジとインプラント、それぞれの特徴やメリットデメリットもあります。いろんな方面から検討されるとよろしいかと思います。その上で長く使えるものを選択していただけるお手伝いさせていただきます。

歯周病と全身疾患の関係  〜お口豆知識

2021年9月16日

宇都宮市からこんにちは、ホワイトエッセンス宇都宮ゴリデンタルクリニックのはまです。

このところ残暑が戻ってきたようで暑い日が続きます。

体調管理には気をつけていきたいですね。

 

さて、今日は「歯周病と全身疾患」についてです。
歯周病は細菌が引き起こす歯ぐきの病気。その細菌の数は1ミリグラム(1グラムの1000分の1)のプラークの中に10億以上いるといわれています。

この細菌は、お口の中だけでなく、血管、気管などを経由して身体全体に影響を及ぼします。
歯周病が引き起こす様々な全身の病気は代表的には以下のようなものがあります。

 

1.「心疾患の原因になる」
歯周病になると、歯ぐきが炎症を起こし、ただれた状態になります。ここから口の中に細菌が入り込み、血流にのって心臓まで運ばれ、心臓の病気を引き起こします。
特に、細菌性心内膜炎はほとんどがお口の細菌であるといわれています。
また、動脈硬化を進行させることもわかってきています。

 

2.「糖尿病が進行する」
糖尿病になると歯周病になりやすいことは、以前よりわかっていましたが、最近の研究により、反対に歯周病になると糖尿病が進行しやすくなるという結果もでています。
糖尿病にかかっている方は、歯周病にも十分な注意が必要です。

 

3.「早産・低体重児出産の原因になる」
歯周病になると早産や低体重児出産のリスクが高くなると言われています。これは歯周病により歯ぐきが炎症を起こし、この「炎症物質」の中に子宮の収縮をうながす物質が含まれているからだと考えられています。また、反対に妊娠すると歯周病が進行しやすいこともわかっています。
妊娠中の方は歯周病への注意が必要です。

 

4.「肺炎の原因になる」
お年寄りの多くが「誤嚥性肺炎」という病気で命をなくされています。
これは口の中の最近が気管から肺へと入ることが原因です。
食事の際に誤って気管に入ってしまうケースばかりでなく、知らないうちに唾液などが少しずつ肺へと入り肺炎を引き起こします。歯周病になると口の中の細菌が増えるため、こうした肺炎のリスクがとても高くなります。

 

と歯周病は様々な全身疾患の原因になり、また、疾患が歯周病を進行させることもあるようです。
健康はお口元から、と意識してご自分の口腔内ケア大切にしていきたいですね。

歯周病と骨吸収 〜お口豆知識

2021年9月2日

宇都宮市からこんにちは、ホワイトエッセンス宇都宮ゴリデンタルクリニックのはまです。

 

暦の上では第四十二候、処暑の「禾乃登(こくものすなわちみのる)」というそうです。田んぼの稲が花を咲かせ実った稲穂が頭を垂れて借り入れを待ちます。台風が多いシーズンでもありますので、風をおさめ、豊作を祈る風鎮祭が各地で行われるようです。

新米が楽しみでもあります。

台風の備えも進めていきましょう。

 

さて、本日は「歯周病による骨吸収」とちょっとイメージつきにくいお話かもしれません。
歯は、「歯槽骨(しそうこつ)」と呼ばれる骨で支えられています。

この「歯槽骨」が様々な理由で溶けてしまうことがあり、放っておくといずれ歯が抜けてしまうことになります。

このように「歯槽骨」が溶けることを「骨吸収」といいます。
その代表的な原因が「歯周病」というわけです。
皆さんもよくご存知のプラーク(歯垢)。

これはただの食べかすではなく、実は最近の塊です。

わずか1ミリグラム(1グラムの1000分の1)のプラークには、10億もの細菌がいるといわれています。
実は、この細菌こそが歯周病の原因であり、自覚症状がないまま少しずつ歯槽骨を溶かしていきます。
歯槽骨が溶けてくると、周りの歯肉もだんだん減っていきます。するとまるで歯が伸びた様に見えてしまいます。

 

実際には歯が伸びるのではなく歯の周囲の歯肉が下がって見た目の歯の長さが長く見えるということです。

歯周病が進行してしまい骨が溶けてしまうと、元に戻ることはありません。
進行をくいとめるため、そして歯周病予防のためには、歯磨きでプラーク(歯垢)をしっかり取り除き、さらに細菌にお住みかである「歯石」をつけないようにすることが大事です。

一度歯石になってしまうと自分で落とすことはとても難しいため定期的に歯科クリニックに通院することをおすすめします。

 

不安なことがあれば何なりとご相談ください。

歯垢を残さないように歯磨きしっかりしていきましょうね。

ブリッジや入れ歯のをお使いの方へ、リスクから歯を守りましょう!

2021年8月19日

宇都宮市からこんにちは、ホワイトエッセンス宇都宮ゴリデンタルクリニックのはまです。

猛暑が続いたかと思えばまた梅雨に戻ったかのような長雨が続いたりとこの夏の天候はバリエーションが豊かなのかなかなか思ったように活動出来なかったりして予定していたことが終わらないままになってしまうこともありそうです。

体調崩されていませんか?

 

さて、本日はブリッジや入れ歯についてのお話です。

 

歯は再生しないため、どんな治療をしても、完全に元の状態には戻りません。特に歯を失ってしまった場合には、様々な「次のリスク」を抱えることになります。「次のリスク」を正しく理解して、1本でも多くの歯を残せるようにしていきましょう。

 

ブリッジ

歯が抜けてしまった場合、その部分を橋のようにして補うのが「ブリッジ」です。入れ歯のように取り外す必要もないので日常の使用はとても楽ですが、橋の支えとなる歯いは大きな負担がかかります。もし支えとなる歯が折れてしまうと、新しいブリッジを作る必要がありますが、今度はより多くの支えとなる歯が必要となり、さらに折れてしまうリスクが高まります。

これを繰り返し、次々と歯を失う方が少なくありません。そもそもブリッジは歯ぐきから浮いた部分にプラークがたまりやすいので、それが歯周病やむし歯の原因となります。つまり支えとなる歯にダメージを与えやすい環境にあります。

ブリッジの拡大を防ぐためには、日頃からの十分なケアと、定期的なチェックが大切です。

 

入れ歯

失った歯を補う方法としてブリッジの他に「入れ歯」があります。入れ歯にはクラスプと呼ばれる金属の「バネ」がついていて、このバネを健康な歯に引っ掛けることで、入れ歯を固定します。しかし、不安定な入れ歯を健康な歯が受け止めるわけですから、ブリッジと同様、抜けたりするリスクが常につきまといます。

しかも、入れ歯はご覧のように形が複雑で、プラークがたまりやすく、ケアを疎かにすると、あっという間に健康な歯がむし歯や歯周病になってしまうという、二重のリスクを抱えています。これ以上歯を失わないためには、日頃のケアが大切です。もし、正しいケアがわからないという場合には、いつでもお気兼ねなくご相談ください。

不規則な食生活とむし歯  〜お口豆知識

2021年8月5日

宇都宮市からこんにちは、ホワイトエッセンス宇都宮ゴリデンタルクリニックのはまです。

 

暑い日が続きます。体調崩されたりしていませんか。

私は個人的には夏の暑さはむしろ好きなのであまり夏場に体調壊すことは少ないかもしれません。

 

さて、本日は不規則な食生活についてです。

よく言われるように「ダラダラ食べ」や「間食」はダイエットの大敵。でも、それだけではありません。不規則な食生活が続くと、むし歯にもなりやすいといいます。

 

さて、どんなことからむし歯になりやすいのでしょうか?

「実は食事のたびにむし歯になっている!」

というと驚きますよね。食事をすると、食べ物に含まれる糖質により、わずか3分ほどでむし歯菌が歯の表面を溶かし始めます。これを「脱灰(だっかい)」といいます。

しかし、しばらくすると、今度は唾液の作用により溶けた表面が再び修復されていきます。これを「再石灰化」といいます。

 

歯の表面はこのように「脱灰」と「再石灰化」を繰り返しています。つまりこれはむし歯になったり、治ったりを繰り返している状態です。

しかし、「脱灰」がすすみすぎると、唾液の力では修復することができなくなり、やがて歯の内部まで溶け出します。

こうなると歯科での治療が必要になってしまいます。

 

「不規則なダラダラ食べがむし歯を引き起こす」

このように、お口の中では「脱灰」と「再石灰化」が繰り返されています。しかし、ダラダラ食べていたり、間食などが多いと「脱灰」ばかりが進むようになり、治療が必要な「むし歯」になりやすいです。

 

「むし歯になりにくい食生活のポイント」

 

・ダラダラ食べ、間食をやめる

「脱灰の時間を少なくする

 

・食後にしっかり歯を磨いて「糖質」「むし歯菌」を洗い流す。

「脱灰の原因を排除する

 

・キシリトール・リカルデントなどを摂取する

「再石灰化」を強化する作用がある

 

いかがでしたでしょうか。私もつい間食してしまいますので自分でも気をつけたいです。

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