3密の基本おさらい 〜お口豆知識
2021年7月29日
宇都宮市からこんにちは、ホワイトエッセンス宇都宮ゴリデンタルクリニックのはまです。
オリンピックもどうなることかと心配でしたが、開幕してみればいろんな種目で日本勢の快進撃に新聞紙面も踊るような報道が多いですね。
やはり自国の選手の活躍は励みになります。
暑く湿度が高い中での開催ですので大変なことも多いでしょうが体調管理に気をつけて自分のベストを出せるようなプレーを期待したいところです。
さて、今日は3密について。
もうよく言われていることではありますが、このところの感染拡大が止まるところを知らないぐらいに猛威をふるっています。
もう一度おさらいの意味でも3密についてお話しします。
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、咳エチケット・手指消毒等衛生に加え、「3つの密(密閉・密集・密接)」を避けてください。
3つの密が重ならない場合でも、できる限り「ゼロ密」を目ざいましょう。
また、屋外でも、密集・密接には要注意。人混みに近づいたり、大きな声で話しかけることなどは避けましょう。
「密閉」空間にせず、こまめな換気を!
「部屋が広ければ大丈夫」、「狭い部屋は危険」というわけではありません。カギは「換気の程度」です。
窓がある場合:風の流れができるように、2方向の窓を1回、数分間程度全開にしましょう。換気回数は毎時2回以上確保しましょう。
機械換気がある場合:通常の家庭用エアコンなどは、空気を循環させるだけで換気を行っていません。窓を開けるなど、別途、換気を確保してください。
乗り物の場合:乗用車などのエアコンは、「内気循環モード」ではなく、「外気モード」にしましょう。
「密集」しないよう、人との距離を取りましょう!
他の人とは互いに手を伸ばして届かない十分な距離(2メートル以上)を取りましょう。主にレジなどで列に並んでいる時・飲食店の座席・エレベーターなど、注意が必要です。
飲食店:真向かいに座らず、互い違いに座るのも有効です。
エレベーター:混み合っている時は一本遅らせましょう。
「密接」した会話や発声は避けるようにしましょう。
密接した会話や発声は、ウイルスを含んだ飛沫を飛び散らせがちです。5分間の会話で1回の咳とおなじくらいの飛沫(約3000個)が飛ぶことになります。対面が避けられない場合は、十分な距離を保ち、マスクを着用しましょう。
これら3つの条件が同時に重なる場では、感染を拡大させるリスクが高いと考えられています。
部屋をこまめに換気するようにしましょう。
また、換気が悪く、人が密に集まって過ごすような空間に集団で集まることを避けてください。
未来は私たちの行動にかかっています。
大変なご負担になるとは思いますが、一緒に頑張りましょう!
参考
「新型コロナウイルス 感染症に備えて」(首相官邸ホームページ)
http://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html
食べる力
2021年7月16日
宇都宮市からこんにちは、ホワイトエッセンス宇都宮ゴリデンタルクリニックのはまです。
梅雨明けも間近でしょうか、空の色が夏のものになってきましたね。雲が力強いというか、暑さを予感させるような青空ですね。
さて、今回は食べる力について。食べる力って何だろうと考えたことはりませんか?
ある調査によると、咀嚼良好者(よく噛めて食事が出来る人)の割合は、40歳代から低下し始め、60歳代で急降下することがわかっているのだそうです。自分の歯が20本以上有る方の割合と同じように比例しているとも報告されています。
人間は食べ物を摂って栄養を取り込み生活していますが、食べることは栄養摂取のためだけでなく、心の癒しや楽しみ、心理的満足にもつながる生活の根幹と言えるものです。
食べる力とは人間らしく生きる力なのかもしれません。
40歳代は中年期、生活環境や社会的責任の増加から身体も変調が増えてくる時期です。つい忙しさにかまけて食事にかける時間を短くしてよく噛まないでということもしがちです。
よく噛んで食事をするということは唾液の分泌や消化を助けることにもなり健康でいるための大きな要素となっています。
老化に負けない、「食べる力」をいつまでも維持していきたいものですね。
舌ケアしてますか?
2021年7月8日
宇都宮からこんにちは、ホワイトエッセンス宇都宮ゴリデンタルクリニックのはまです。
梅雨空に蒸し暑い日が続きます。体調崩されていませんか。
昨日は七夕でした。ラジオで言ってましたが七夕の日にそうめんを食べる風習がある地域があるそうです。
確かに冷たいそうめんをつるつるっとすすれば蒸し暑さもすかっとしそうですが何か言われがあるんでしょうか。
気になります。
さて、本日はお口のニオイについてです。。
自分で気になってるけどなかなか人に聞いたりできず悩まれている方もいらっしゃいますのではないでしょうか。
そもそもお口のニオイとはどんなものなのでしょうか?
1.生理的なお口のニオイ
歯の周りや舌の上は、食べかすや歯垢、剥がれ落ちた粘膜などの汚れが溜まりやすい場所です。お口の中の細菌がこれらをエサにして腐らせることでガスが発生します。これを揮発性硫黄化合物(VSC)と呼びます。程度に差はありますが、誰もが持ちうるニオイです。
2.食品由来のお口のニオイ
食べ物のニオイ成分やアルコールが吸収されると、血液で全身をめぐり、やがて、肺を通して呼吸とともにお口から出てきます。これもニオイのもとです。
3.体調が良くないと起こるお口のニオイ
歯周病やのど・鼻・胃腸の健康状態によっては特有のガスが発生し、お口のニオイの原因になることがあります。
生理的なお口のニオイは、生活のリズムによって強くなったり弱くなったりします。普段お口の中はだ液で常に洗い流されてキレイな状態ですが、だ液が減るタイミングではニオイ成分が発生しやすくなります。
一般的に、朝起きた時や食事の前など、だ液の分泌が減る時間帯には、お口のニオイが強くなることが知られています。
また、ニオイの原因である「舌の汚れ(舌苔)」が多く付着していると、お口のニオイも強くなる傾向にあります。
一方で、食事をとると、舌の汚れ(舌苔)が食べ物でこすれて取れたり、だ液で流されたりするため、ニオイが低下します。
ここで出てきた舌苔とはどのようなものなのでしょう?
鏡で自分の舌を見ると白っぽい汚れが付着していることがあります。これがお口のニオイの大きな原因となる「舌苔」です。この舌苔はお口の細菌や食べかす、剥がれ落ちた粘膜などがたくさん付着してできた汚れです。
お口のニオイの約6割が舌の汚れ(舌苔)に起因しているとも言われています。
お口のニオイは、人とのコミュニケーションの妨げにもなります。
ご自分の舌の汚れを一度鏡で確認してみるのもよいですね。
毎日しっかりとケアして気をつけたいですね。
歯みがきも大事ですが、ニオイという点では舌みがきも非常に有効です。
タブレットやタンクリーナー等で舌苔をキレイにケアできるものもあります。
心配な方はお気軽に歯科医院で相談されてください。
お口の細菌は病気の危険? 〜お口豆知識
2021年6月24日
宇都宮市からこんにちは、ホワイトエッセンス宇都宮ゴリデンタルクリニックのはまです。
梅雨に入って天候が安定せず突然の豪雨に慌ててしまうこともしばしば。
オリンピックは開催される方向で進んでいるようですが、まだ感染症対策の中での開催で心配な部分もまだ多くあるように思います。
こんな時だからこそやって良かった、と日本中がそんな思いになれるようなオリンピックゲームを楽しみにしたいですね。
さて、本日はお口の中の細菌についてです。
お口の細菌は、さまざまな病気の原因になります。
代表的なものは、「むし歯・歯周病」ですが、それ以外にも細菌が血流に乗ることで全身に広く悪影響を及ぼします。
脳卒中・心筋梗塞・糖尿病にはじまり、ひいてはがん・リウマチ・早産・骨粗鬆症・肺炎まで、一見全く関係のない病気にも、実はお口の細菌が関係しています。
健康で長生きするためには、しっかりした口腔ケアが必須となっています。
お口の中の細菌は、よく歯を磨く人で1000〜2000億個ほど、ほとんど磨かない人だと実に10倍以上の1兆個にもなると言われています。
「自分はしっかり磨いている」と思われる方も要注意。実は「歯ブラシ」だけでは歯と歯の間の細菌を除去できず、なんと4割もの磨き残しがあると言われています。
「磨いている」のと「磨けている」のは大きな違いがあるということですね。
細菌を確実に減らすには「フロス・歯間ブラシ」といった補助用具が必須です。
ちなみに、予防先進国と比較すると日本はこれら補助用具の使用率がとても低いと言われています。
口腔ケアの指導・お手伝いは歯科の大切な役割ですので、気兼ねなくご相談いただければと思います。
ご自分に合った歯磨きや歯ブラシのご相談もお気軽にどうぞ。
磨き残しを減らしてお口の中の細菌をコントロールしていきたいですね。
こんな人に出来やすい「歯石」 〜お口豆知識
2021年6月17日
宇都宮市からこんにちは、ホワイトエッセンス宇都宮ゴリデンタルクリニックのはまです。
晴れていても急に雷と強い雨になったりする日が続きます。
いかにも梅雨の時期の始まりらしい天気で外出や洗濯も困ることがありますね。
気分をすかっと爽やかにしてくれるようなみなさんのお気に入りもいろいろありそうです。
さて、今日は歯石についてお話します。
歯石とは歯の表面につく硬い石のようなもの。しかし、歯石が単なる汚れだと思ったらそれは間違いです。実は歯石の表面にはスポンジ状に細かい穴がたくさんあいており、そこにたくさんの「細菌」が住みついて毒素を出しているのです。
そう、この歯石こそが歯周病を進行させる一番の原因です。
歯石が出来やすい人、歯石は唾液に含まれるカルシウムと、磨き残しのプラーク(歯垢)が結合してできます。つまり歯石ができやすい人は、唾液にカルシウムが多い、もしくはしっかりプラークが取れていないことが原因です。
唾液中のカルシウムをコントロールすることは難しいですが、歯磨きの方法を改善することで歯石をつきにくくすることができます。
歯石ができやすい所、歯石ができる原因の一つは、唾液に含まれるカルシウムです。そのため、唾液が出るところの近くには歯石ができやすいのです。
その場所は主に2か所あります。
1つ目は、「下の前歯の裏側」。これは舌で触るとすぐにわかるので実感されている方も多いと思います。
歯石ができるとデコボコ、ザラザラして歯の隙間が埋まってしまうのが分かります。
もう一つは、「上の前歯の外側」です。意外に思われるかもしれませんが、この近くにも唾液が出る場所があります。
歯石をできにくくするには、とにかくプラーク(歯垢)をしっかりと除去することです。唾液にカルシウムが含まれていても、それがプラーク(歯垢)と結合しなければ歯石はできませんので、フロスなども使ってしっかりケアすることが第一です。
しかし、一度歯石が出来てしまったら、歯科医院でなければ取り除くことはできません。もし歯石がついているな、と感じたら歯周病予防のためにも歯科医院に足を運んでいただければと思います。
妊娠・授乳中のお母様へ 〜お口豆知識
2021年6月3日
宇都宮市からこんにちは、ホワイトエッセンス宇都宮ゴリデンタルクリニックのはまです。
関東地方もそろそろ梅雨入りの声が聞こえてきそうです。梅雨に入る前の天気の良い日は爽やかに感じられます。
お日様浴びて気分もリフレッシュしていきたいです。
さて、本日は妊娠中のお母様、授乳中のお母様に読んでいただきたいものです。
妊娠中のお口の中、心配になることもあるかもしれませんね。
妊娠すると、ホルモンバランスの変化や免疫力の低下、つわりの影響などで歯周病・むし歯のリスクが高まると言われています。
特に歯周病は早産や低出生体重児出産を引き起こすリスクを高めてしまいます。妊婦さんの体調などを考慮した上で、月に1回程度のペースで歯周病治療に通っていただく方が多いです。
赤ちゃんの歯はお腹にいる時から作られ始めています。
乳歯は妊娠3ヶ月ごろから作られ始めています。バランスの良い食事を心がけることが大切ですね。
歯科治療が必要になりどうしたらいいのかと心配になることもあろうかと思います。
妊娠中でも安定期であれば外科処置以外の全ての治療が可能です。クリーニングも体に負担がかからない程度であれば大丈夫です。
麻酔も局所麻酔でごく少量を使用するので赤ちゃんへの影響はほとんどないとされています。歯科の場合はお腹から離れている上に、防護エプロンの使用により被曝量を抑えます。とは言っても当院では妊娠中のレントゲン撮影は極力控えるように心がけています。
虫歯菌はお母さんから伝播します。生まれてきた赤ちゃんのお口は最初は無菌状態です。
できるだけ、お母さんのお口のなかは清潔な状態で赤ちゃんに接してあげてください。
むし歯や歯周病の多いご家族のお子さんはむし歯や歯周病の発症率が高い傾向にあります。周りの方のお口の中のケアを大切ですね。
マイナス1歳からのむし歯予防などと言われることもあります。
むし歯は1歳後半の時期に集中的に感染しやすく、お口の中の最近バランスも3歳くらいまでに決まると言われています。この時期の予防が、学童期のお口に大きな影響を与えると言えます。
幼少期から歯医者さん通いが習慣になっていることが予防にとっては大事です。小さい頃から習慣にさせるようにしていきましょう。
妊娠中や授乳中のお口の中のことで不安なことや心配はことはお気軽に質問してみてください。
お母様とお子様のお口の中からの健康、全面的にサポートさせていただきます。
歯みがきできていますか? 〜お口豆知識
2021年5月27日
宇都宮市からこんにちは、ホワイトエッセンス宇都宮ゴリデンタルクリニックのはまです。
西日本では早くも梅雨入りし、関東でも梅雨のような雨の日が多くなっています。
出かけられない上に天気も良くないと気持ちが鬱々としてしまいがちです。
ご自宅でも楽しめるものをみつけ、適度な運動で気持ちを晴れやかに過ごしたいものです。
さて、本日は「歯のみがき方」についてです。
歯みがきしているのと歯みがき出来ているのとでは結果が違うようなことがよく言われます。
歯の健康のためにはおうちでするセルフケア6割、歯医者さんで診てもらうプロフェッショナルケア4割と言われるぐらいおうちでの歯みがきは重要です。
歯はとても複雑な形をしています。また、歯並びによってはなかなか歯ブラシが届かないところもあります。
自分ではしっかり磨いているつもりでも、チェックをしてみると、多くの歯に磨き残しがあるということも頭の片隅にあるといいです。
正しい歯みがきをする上でなによりも大切なこと、それは、自分のみがきにくいところが、いったいどこなのかを正しく知ることと言われています。
歯みがきには様々な手法があります。しかし、どれも最終的な目的は「しっかりプラーク(歯こう)を落とすこと」。つまり、大切なのは自分のみがきにくい歯を知り、しっかりみがけるようにすることです。
それには、まず歯科クリニックでしっかり指導してもらうのがもっとも近道。
染め出しをすれば、みがき残しがすぐにわかります。
自己流でがんばるよりも確実にプラーク(歯こう)を落とせるようになりますよ!
皆さんもよく名前はご存知の「プラーク(歯こう)」ですが、これはただの食べかすではありません。
その正体は「細菌のかたまり」。
この細菌がむし歯や歯周病などを引き起こします。食後の食べかすはおよそ3分程度経過するとプラークに変化し始め、むし歯の原因となる酸を出し始めるといわれています。
そのため歯みがきはプラークになる前の食後3分以内がベストです!
遅くとも食後10分以内にはみがきたいところですね。
余談ですが、私は常に歯ブラシと歯みがきをカバンに入れて持ち歩いてます。旅行先で例えば何か昼食を摂るとします。そこで歯みがきできる環境にないと公園や道の駅とかを探して歯みがきをするのです。なんとなく癖になっていて食後に歯みがきできないとちょっと気持ちよくないです。
こんなところがみがきにくい!ベスト3です。
第1位 歯並びが悪いところ
第2位 利き手側の歯
第3位 前歯の裏側(上下とも)
ご自分でみがきにくいと思っていたところとあてはまりましたか?
歯ぐきが腫れやすいのはこういった磨きにくいところが多いようです。
磨きにくいところを意識してブラッシング習慣続けていけるといいですね。
歯周病の原因、歯垢と歯石 お口豆知識
2021年5月12日
宇都宮市からこんにちは、ホワイトエッセンス宇都宮ゴリデンタルクリニックのはまです。
ゴールデンウイークは過ぎましたが今年も出かけたくても出かけられないような方も多かったと思います。
コロナワクチンの接種も全ての方に行き渡るにはまだまだ時間がかかるようです。
引き続き密を避けてうがい手洗いの徹底をして自己防衛していきたいですね。
必ず明るい明日はやってきます。それまで新しい生活様式に慣れていきながら頑張っていきましょう。
さて、今回は歯周病についてのお話です。
歯周病とは上の写真のような「細菌」が引き起こす病気。「歯垢(プラーク)」は細菌のかたまりです。歯垢はやがて「歯石」となり細菌の格好のすみかとなります。
こうした細菌を減らしたり、細菌が増えにくい環境をつくることが歯周病治療の基本と言われています。
歯の表面についている、黄白色でねばねばしたものが歯垢です。プラークとも呼ばれます。
ただの食べかすだと思われがちですが、実際は細菌のかたまりです。
わずか1mgの歯垢に数十億もの細菌がいるとも言われています。
この細菌が、むし歯はもちろん、歯周病の原因となります。
ブラッシングによって歯垢をとることがむし歯・歯周病予防の基本とされるのはこのためなんです。
歯垢がたまったままの状態にしていると、やがて細菌は唾液の中のカルシウム成分などと混ざり、歯石となります。
歯石は表面がでこぼこしており、さらなる歯垢や食べかすがそこにたまりますので、細菌が繁殖するには格好の環境となります。
また、歯石は想像以上に硬いもので、歯磨きでは除去できません。そのため、歯石ができてしまうと、一気に歯のまわりの細菌が増えていきます。
普段のご家庭でのセルフケアと歯科医院での定期的な検診に通っていただいて歯周病の予防をしていきましょう。
定期検診で歯を残せる人が多くなる? 〜お口豆知識
2021年4月22日
宇都宮市からこんにちは、ホワイトエッセンス宇都宮ゴリデンタルクリニックのはまです。
春本番、夏日になるような日もあり1日1日暖かくなっていくのが感じられます。
陽気がいいと出かけたくなりますが今はじっと我慢の時期です。
密を避けて、感染症対策を引き続き行なって早く元の世界に戻れるようにしていきたいですね。
さて、今回から不定期ですがお口の中からの健康をテーマに豆知識をご紹介していきます。
定期的にメンテナンスを受けた方と症状があるときだけ歯科を受診する方とでは残せる自分の歯が80歳時点で約20本も差がでることがいろんなところでの研究で明らかになっています。
むし歯は初期段階では痛みがなく、なかなか気づくことができません。痛みを感じるころには、神経までむし歯が達していることも珍しくなく、そうなると神経をとらざるをえなくなります。
しかし、実は神経は「歯に栄養を送る」という重要な役割も担っています。
ところが、神経をとってしまうと歯に栄養が行き渡らず、もろくなって歯の寿命が短くなってしまします。つまり、定期検診でまだ痛みのないむし歯を早期に発見できれば、歯の寿命をより長くすることができるのです。
歯周病は、歯周病菌が歯を支える骨(歯槽骨)を溶かしてしまう病気です。骨が溶けてしまうと、歯がぐらぐらになって、最後には抜けてしまいます。
実は歯周病は歯を失う原因のNo.1。
その原因の一つが、「沈黙の病」と呼ばれるほどの自覚症状の少なさです。骨が溶け始めていてもほとんど痛みがなく、気づいた頃には重症化していることも。
むし歯同様、歯周病を早期に発見することも定期検診の大切な役割です。
この他、定期検診では、歯石・歯垢の除去や毎日の歯みがきについての指導なども行います。
歯石や歯垢はむし歯や歯周病の原因となる「細菌のすみか」です。細菌を取り除いて病気のリスクを少なくすることも定期検診の大切な役目。
一生自分の歯でおいしく食事をするためにもぜひ定期検診を受けましょう。
宇都宮院のインスタグラム
2021年4月15日
宇都宮市からこんにちは、ホワイトエッセンス宇都宮ゴリデンタルクリニックのはまです。
当院ではインスタグラムを使ってクリニックの日常を皆様にご紹介しています。
こちらからどうぞ
https://www.instagram.com/p/CNCqrsVHU9R/?utm_source=ig_web_copy_link
見頃はもう過ぎてしまいましたが、クリニックのお隣の宇都宮二荒山神社の桜はなかなか見事なものです。
このような形でいろいろ掲載していきます。
インスタグラムは気軽な感じで自分たちのことを見ていただけるようで身構えたりせずに出来るのがいいですね。
他の方の投稿を見ても距離感が近いように思えます。
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